歯科医院内で、患者さんへ医療を提供するために利用
はじめて受診されるときには
- 診療申込書、問診票による聴き取りや保険証を提出をしていただくなどにより、診療録、歯科衛生士業務記録などを作成します。
歯科医療サービスの提供では
- 診査、各種検査、診断、治療計画(説明と同意)の提示、生活指導などを行います。
- 予防、治療、口腔の機能回復などを行います。
患者さんにかかわる医院管理・運営業務では
- 治療費の精算を行います。
- 健康維持、増進(母親教育、歯周病予防教室など)、定期健診のお知らせなどにより歯科医療サービスの向上をはかります。
- 医療安全のために必要な報告を関係団体などへ行います。
医療保険事務では、医療費請求のために保険請求明細書を作成します。
歯科医院外へ、患者さんの医療情報を提供することによる利用
患者さんに提供する歯科医療サービスのうち
- 他の病院、診療所、薬局、介護支援事業者などとの連携をとります。
- 他の病院、診療所、薬局などからの照会へ回答します。
- 患者さんの診療にあたり、他の医師、歯科医師などに意見、助言を求めます。
- 歯科技工所へ業務を委託します。
- 家族の方などへ病状、治療計画、治療後の予測、生活指導などを説明します。
医療保険事務のうち
- 医療保険事務を委託する場合もあります。
- 歯科医院内で作成した保険請求明細書を審査支払機関へ提出し、医療費の請求を行います。
- 審査支払機関または保険者からの照会へ回答します。
企業等から委託をされて歯科健診を行った場合は、企業などへ結果をお知らせします。
歯科医師賠償責任保険などにかかわる医療に関する専門団体、保険会社などへ相談または届出などを行います。
歯科医療の質を向上させるために利用
歯科医院内での医院管理・運営業務のうち
- 歯科医療サービスの向上や業務改善のための基礎資料として活用します。
- スタッフ研修会で症例研究などを行います。
- 歯科医師の臨床研修、歯科衛生士の臨床実習などへ協力します。